2012年06月03日

マリナート小ホール

昨日は来年演劇カタログを実施するマリナートに見学に行ったじゃ。きれいなホールじゃ。創作意欲をかきたてる要素にかけているホールじゃが、それはそれでいいのかもしれない。うつわじゃよ、と突き放した感じがつよい。みるめとはそこが違う。例えば、静岡芸術劇場なんぞは、「芸術」だぜというのがつおいから、一度、慶喜劇団がやったのをみたけど、そのチグハグ感が見ものだった。少なくとも、なんらかの「美」を伴わないとあの場にはからめない。今回のらせん劇場の舞台でいえば、大地の唄しか似合わない。笑いの似合わない、俗っぽさの似合わない劇場だ。だから、マリナートはアートがついているけれど、アートでも、なんでもできるよという懐の深い、逆に言えば個性のない劇場である。ちなみに、そこを観客以外の人として使おうとすると、サインがわかりづらい。安いのにね。設計者が、そういう使われかたは望んでいないのかもしれない、とふと思った。そういえば、グランシップも当初はサインがわかりづらいところだったなぁ。建築家とはいえ芸術家領域に足を踏み入れると、上から目線になるのかもしれない。●写真は市民文化会館にお務めの、時にはミュージシャンだったりもする竹田さんから提供されたものじゃ。出演、手持ちブタさん風の油山みけ、岡康史さん(午後自)、岡尾智津子さん(朗演エトピリカ)

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Posted by みるめ下足番 at 10:41│Comments(0)きれいなこと
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